手肌と環境に優しい食器洗剤を、ランキング形式で集めました!
どれもフツーの一般人(筆者)が実際に使ってみて本音をレビューしています✨
少しでも参考になれば嬉しいです。
\こちらも合わせてオススメ/
環境に優しい食器洗剤【ランキング&レビュー】
1位 ATTITUDE|カナダ
総合評価
汚れ落ち・香り・泡持ちよし!
※シトラスゼストは根強い人気で、Amazonでは品薄状態が続いています
ATTITUDE食器用洗剤の特徴
\環境に優しいポイント/
- カナダ環境省認定のEcoLogo(エコロゴ)ラベル取得
- 硫酸塩や石油系成分は一切不使用
- クルエルティフリー、ヴィーガン
カナダ生まれの人と環境にやさしい洗剤ブランドATTITUDE。
旦那さんが奥さんのために、手肌に優しい食器用洗剤を手作りしたことからスタートしました。
食器用洗剤は、北米で最も厳しいカナダ観光省が認めたエコ認証EcoLOGOを取得しています。
クマノミのパッケージボトルには、海洋生物への想いがこめられています
ATTITUDE食器用洗剤の良いところ
ATTITUDE食器用洗剤の特に気に入っている点を紹介します。
①
少量の泡で汚れが落ちる!洗剤の粘度が高めだから、汚れをよく絡め取ってくれます。
②
泡切れが良くて節水になる!泡立ちは控えめで、その分スッと洗い流せてストレスフリーです◎
③
ボトルのカーブが持ちやすい!容量は700mlと大きめだけど、すごく使い勝手が良いです。
④
精油のナチュラルな柑橘系の香りが素敵!人工香料は使っておらず、匂い残りもありません。
容器の使い勝手、洗い上がり、香り、どれをとってもダントツのお気に入り!
\実際に使って詳しくレビュー!/
2位 シャボン玉石けん(EM)|日本
総合評価
洗い上がり最強・シンクのヌメりまでケア
※最近は人気が続きボトルは売り切れ、詰め替えのみの販売になっています。今お使いの洗剤ボトルや別売りボトルを併用することをオススメいたします。
シャボン玉 EM 食器用洗剤の特徴
\環境に優しいポイント/
- EM(有用微生物群)※を使用
※EMとは、人間や環境に役立つ「善玉菌」(乳酸菌や酵母)などの集合体のことです。農業、畜産、河川浄化、健康などの分野において世界100ヶ国以上で使われています - 香料・着色料・酸化防止剤の不使用
- 再生紙やエコ間伐材、バイオマス素材を使用
- SDGsへの積極的な取り組み
1910年創業、1974年より無添加石けんの製造・販売を続ける老舗ブランド「シャボン玉石けん」。
シャボン玉石けんの「無添加」は、完全に石けん成分のみ!
成分表は驚くほどシンプルです。
また、シャボン玉石けんの食器用洗剤の魅力の一つがEM(有用微生物群)です。
EMはニオイやカビの発生を抑え、汚れを落としやすくする働きがあります!
排水溝のヌメりが気になる方におすすめです
▼ EMの力について
シャボン玉石けん食器用洗剤の良いところ
シャボン玉石けん食器用洗剤の特に気に入っている点を紹介します。
①
排水溝のヌメリ対策に重宝!EMの力でシンクを清潔に保ってくれます。
②
泡立ちもこもこ!きめ細かい泡が汚れに密着してくれます。
③
容器がベタつかない!サラッとした液体で、ストレスフリーです◎
④
小ぶりで使いやすい!300mlのボトルだから、キッチンで邪魔になりません♪
\実際に使って詳しくレビュー!/
3位 Frosch(フロッシュ)|ドイツ
総合評価
コスパ・汚れ落ちよし
フロッシュ食器用洗剤の特徴
\環境に優しいポイント/
- 再生可能な生分解性の高い植物性界面活性剤を使用
- 100%再生ペットボトルの容器
- 動物由来成分の不使用
- マイクロプラスチック、ホルムアルデヒド、EDTA、ハロゲン化有機化合物の不使用
環境先進国ドイツで生まれた、サステナブルハウスケアブランドFrosch(フロッシュ)。
「Frosch」はドイツ語でカエルの意味で、環境の変化に敏感なカエルが生息していけるサステイナブルな未来を目指す!というブランドの姿勢を示しています。
フロッシュ食器用洗剤の良いところ
フロッシュ食器用洗剤の特に気に入っている点を紹介します。
①
充分な洗浄力でコスパ抜群!毎日のお皿洗いにおすすめです。
②
柔らかい容器で洗剤が出しやすい!100%再生可能なボトルは使い心地もばっちり。
②
洗浄力や香りなどシリーズ展開が豊富!1番人気は「アロエヴェラ」、頑固な汚れには重曹プラス。
\実際に使って詳しくレビュー!/
4位 ecostore(エコストア)|ニュージーランド
総合評価
エコストア食器用洗剤の特徴
\環境に優しいポイント/
- 製品の材料調達から、有害な化学物質を一切使わない
- 動物実験を行わない(Cruelty Free)+遺伝子組み換えでない(GE Free)
- ニュージーランドの「Sustainable Business Award」受賞
- 「Green Ribbon Award」2度の受賞※メンタルヘルス問題の啓発または環境保護運動に与えられる賞
1993年、自然豊かなニュージーランドでスタートしたecostore(エコストア)。
食器洗剤や洗濯洗剤のほかにも、ヘアケアやボディケア、オーラルケアまで揃うサステナブルブランドです。
森林破壊を行わないプランテーションで提供されるパーム油のみを使用していることでも有名!
100%の持続可能なパーム油
エコストアは、石油化学製品に取り替わる、健康的で安全な認定済みの持続可能なパーム油の使用にこだわっています。パーム(ヤシ)は、ココナッツよりもはるかに狭い面積の土地で同等量の収穫を得ることができます。(公式サイトより)近年ではパーム油の使用=森林破壊のイメージが定着しつつありますが、洗剤をつくるのに必要な材料であるのも確か。エコストアは、自然の恩恵を適度に受けつつ持続可能なプロセスを目指そうとしています。
エコストア食器用洗剤の良いところ
エコストア食器用洗剤の特に気に入っている点を紹介します。
①
エコ洗剤の中でも洗浄力は強め!油汚れでも、少し漬けおきすると綺麗になります。
②
パッケージがオシャレ!根強い人気のボトルは、時々デザインが変わります。
③
フタが開けやすい!固くないので片手でも楽々◎
\実際に使って詳しくレビュー/
5位 ECOVER(エコベール)|ベルギー
総合評価
泡立ちが良いが、泡持ちは△
エコベール食器用洗剤の特徴
\環境に優しいポイント/
- 再生可能な植物由来の界面活性剤を使用
- ボトルは100%再生プラスチック(キャップも再生プラスチック50%使用)
- 容器の回収&リサイクルを実施
- カーボンフットプリントの徹底(二酸化炭素の排出量を徹底的に把握、管理)
- 水が不足する地域への支援
1979年にベルギーで設立されたサステナブルブランドECOVER(エコベール)。
成分だけではなく、原材料の調達方法から働き方まで、あらゆる点でサステイナブルな環境を目指しています。
2021年に100%再生プラスチックのボトルを実現したことで、さらにレベルアップ!
エコベール食器用洗剤の良いところ
エコベール食器用洗剤の特に気にいっている点を紹介します。
①
こだわりが詰まった無着色無香料!匂いに敏感な人や添加物による手荒れが気になる方にオススメです◎
②
手に入りやすい!毎日使い物だから、どこの薬局にも置いてあるのがありがたい!
一方で...
泡立ちは良いですが、泡持ちが悪く感じました△
\実際に使ってみたら悪いところも?/
6位 sonett(ソネット)|ドイツ
総合評価
汚れ落ち△、ポンプが意外と使いづらい
ソネット食器用洗剤の特徴
\環境に優しいポイント/
- すべての原材料が100%生分解性
- オーガニック栽培植物の最高品質のアロマを使用
- 動物由来成分の不使用+遺伝子組み換えでない(GE Free)
- 植物性アルコール・植物性界面活性剤の使用
- 容器にはリサイクル可能原料を使用
1977年にドイツで設立されたsonett(ソネット)は、再生可能な電力を使用しながら積極的に環境問題に取り組んでいます。
非営利の「ソネット基金」は水質調査の分野、動物実験の代替えメゾットの開発、造形力学分野での調査などを行っています。
また、キャンプヒル(精神的なハンディキャップを持つ人々と健常者がともに働き生活をするコミュニティ)を採用、ソネット社に隣接しているのも特徴のひとつ!
環境問題への取り組みう、対外的な支援にも力を入れているんですね
ソネット食器用洗剤の良いところ
①
ポンプ式ボトルを使いたい人にはおすすめ!サステナブルな食器洗剤にはめずらしいプッシュするタイプ。
①
こだわりのレモングラス精油の香りが素敵!もちろん食器に香り残りはありません♪
一方で...
少量で泡立ちますが、洗浄力は控えめ...
\実際に使ってみると悪いところも?/
手肌と地球にやさしい?ヤシノミ食器洗剤について
サラヤのヤシノミ洗剤(食器・野菜用)は、国内では「手肌と地球に優しい」でお馴染みでしょうか。
でも実際には、サステナブルな洗剤とは言いにくい部分があります
以下の記事ではヤシノミ洗剤の見逃しがちな注意点や使い心地について触れています。興味がある方はチェックしてみてください。
環境に優しい食器洗剤に関する疑問
普通の食器洗剤はなぜ環境に悪いのか
普通の食器洗剤はなぜ環境に悪いの?
食器洗剤に含まれる界面活性剤による水質汚染が理由の一つです
刺激も強いので、人によっては手荒れの原因になる場合もあります。
界面活性剤の役割
界面活性剤は現代の私たちの生活において必要不可欠な存在でもあります。
界面活性剤は、食器洗剤、洗濯洗剤やシャンプー&ボディーソープなど身の回りのあらゆるものに含まれているもの。界面活性剤のおかげで本来お互いを跳ね返す水と油が混ざり合い、油汚れなどを洗浄して綺麗にしてくれるのです。
全ての界面活性剤が悪者で使ってはいけない!というわけではありません。
とはいえ界面活性剤の中にも、環境への負担が少ない「植物性界面活性剤」があります
合成界面活性剤と植物性界面活性剤
界面活性剤には、合成界面活性剤と植物性界面活性剤が存在します。※それ以外の細かい分類の仕方もあります
市販されている身近な食器洗剤は、石油由来の原料から合成された合成界面活性剤でできているのが一般的。
こちらは下水として川や海に流れていった後も、残念ながら完全に分解されません。そのままいつまでも残り続けて水質汚染の原因になってしまいます。
植物由来の界面活性剤を使用した食器洗剤は、排水口や下水の段階で分解される(生分解性が高い)ので海を汚染しません。
洗浄力や手肌への優しさ、環境への配慮など「自分基準」を持って選んでみましょう!
ちなみに、植物を原料にしていると表記があっても実際には合成洗剤の場合もあるので注意。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
環境に優しい=汚れが落ちにくい?
環境に優しい食器洗剤=洗浄力が弱いのでは?
環境に優しい=洗浄力がマイルドな場合が多いです。ただし、その分手肌にも優しい成分でできているとも言えますね
このように、アルカリ性であるほど洗浄力が強いですが手荒れしやすく、酸性であるほど洗浄力は弱くなりますが肌への負担は減ります。
したがって洗浄力と身体への負担のバランスから、世の中の洗剤は大体「中性」のものが多いです。
よく耳にする「弱酸性」は少し酸性寄りの中性。肌に優しい!
環境に優しい=私たち人間の身体への負担も少ない=洗浄力が控えめなのは確かです。
とはいえ、ひと昔前に比べるとエコな商品もどんどん進化して、「洗浄力」を兼ね備えたものも出てきています。
環境に配慮したライフスタイルが注目されてきている証拠!
日本で簡単に購入できるものが増えてきているので、是非1度お試しあれ。
今回は、通販やドラッグストアなどで簡単に購入できるサステナブルな食器洗剤を、汚れ落ちや使い心地等の観点からまとめています。
環境に優しい食器洗剤は価格が高い?
環境に優しい食器洗剤はお高めなイメージがあるけれど...
確かに普通の市販洗剤に比べると、価格はお高めです
合成界面活性を使用した一般的な市販洗剤に比べると、価格はおおよそ数百円分程度高い傾向があります。
ただし当然、環境に優しい食器洗剤の中でもコスパが良いもの悪いものもありますので、自分なりに品質と価格のバランスが良いと感じるものを選びましょう。
環境に優しい食器洗剤ランキングまとめ
いかがでしたか?
それぞれのブランドが、自社の環境保護活動や社会貢献について情報開示していましたね。
今回ご紹介した商品は全てそれぞれレビュー記事を書いているので、是非チェックしてみてください!
ランキングまとめ
- Attitude(アティチュード)|カナダ
安心安全のカナダ環境省エコラベル取得! - シャボン玉石けん|日本
最強の洗い上がり。シンクのヌメりまでケア! - Frosch(フロッシュ)|ドイツ
多彩なラインナップが楽しい! - ecostore(エコストア)|ニュージーランド
CO2削減を徹底! - ecover(エコベール)|ベルギー
香料まで無添加。香りが苦手な方に! - sonett(ソネット)|ドイツ
オーガニックながらパワフルな洗浄力!
まずは、毎日利用するキッチン周りから「環境に優しい」を取り入れていくのがおすすめ!
洗浄力が強い食器洗剤では、手肌に必要な潤いまで奪ってしまいがち。
今まで使っていた食器洗剤をサステナブルなアイテムに替えてみませんか?